SNS集客でまず一番重要な持つべき視点とは?

こんにちは。代表の松方早紀です。
今日は、「集客のための発信をするときに一番大事なこと」を書きます。
マーケティングにおいて、とても重要な考え方があります。それは、「ウォンツで売ってニーズを提供する。」という概念です。
・ウォンツ=欲求
・ニーズ=需要 です。
この言葉の意味と重要性がわかればとても集客がしやすくなります。
集客は、
◆どんなやり方で集客するか?の”手段”を考える前に、
◆どんな人に届けるのか?のターゲットのイメージ像を自分の中で明確にする必要があります。
◆ターゲットの頭の中、心の中を理解するということをしなければいけないんですね。
ターゲットは、何を考え、何を思い、何に悩み、どんな行動パターンを取るのか。
そして、どんな問題解決方法を選択し、それがどんな結果になっているのか、なぜ今もなおターゲットは悩みを解決できずにいるのか、このままだとターゲットはどうなってしまうのか、そして、ターゲットが結局、お金を出してまで解決したいと思う欲求とは何なのか?
ということを、まずはサービス提供者(発信者)が理解をする必要があります。
ここが抜けるとそもそも、
◆発信や発言が刺さらない
◆的外れなことを発信、発言する
◆自分が言いたいことだけ言う
ということになり、集客のためにいろんな「手段」「方法論」を考えても発信、発言が相手に刺さらないのであれば何をやっても無意味になってしまいます。
(頑張っていろいろやってるのに成果出ませんって方はほぼこれが原因です)
例えばよくありがちなのは、自社のサービスの集客時に、
◆これを学んだほうがいいよ!
◆これを勉強とこうなれるよ!
という投げかけをする人は多いけど、良く考えてみてください。
ターゲットは本当に「学びたい」ですか?見込み客は「学ぶ」こと自体に欲はありますか?
サービス提供者側が「学んで欲しい」だけではないですか?「学んで欲しい」のは”あなたの欲”であり、”見込み客の欲”ではないのです。
見込み客は「欲を満たしたい」のです。だから「学ぼうよ!」という投げかけは響かない。
じゃあその「見込み客が持っている欲」って何?
↑これが「見込み客を理解する」ということです。これが即答できるなら、マーケティングはできているし、即答できないなら、あなたの集客にマーケティングが入っていません。
「ウォンツで売ってニーズを提供する。」をもっと説明すると、わかりやすくダイエットのサービスで例えます。
◆「痩せたい!!」と思うのは見込客の欲求ではありますが、
「痩せたいなら私がサポートします!じゃあまずは体の構造について理解しましょうか!」
と言われたらどう思います?私だったら、「え?やだよ!痩せたいけど体の構造には興味ないよ!」とすごく思います。
相手にこう思わせてしまう時点で、もう確実にそのサービスは売れないです。稀に体の構造に興味がある人がいたら響くかもね?笑(でもニッチすぎて売れないでしょう)
そしてこの時点で、相手の欲求(ウォンツ)には応えていないのわかりますか?
◆【痩せたい】だけが見込み客の欲求ではなく、
◆【◯◯な方法で痩せたい】まで視野に入れることが見込み客の欲求に応えるということです。
その◯◯が体の構造の理解とか、栄養管理とか言われたらすごく萎えます。ただ、サービスの内容に体の構造や栄養管理を入れてはいけないわけではなく、それがご自身のサービスなら、それはやってください。
集客時に大事なのは、◆何を◆どんなタイミングで言うか!がとても重要だということです。
すごくシンプルにいうと、最初から余計なことを言ったり、相手が嫌がることを絶対に訴求ポイントに持ってきてはいけない!!その時点で拒否されるだけ!売るときはうまいこと売らないと!!ということです。笑。それがマーケティングです。だから集客にマーケティングが盛り込まれていないと売れないです。
これは相手を騙すことでも嘘をつくというこでもありません。サービス内容はちゃんと提示します。ただそこを最初に見せるのではなくて、うまいこと売れば良いということです。つい自分の言いたいことだけ言ってしまっては売れるはずもなく。
集客というのは「手法」だけでは売れません。いくらSNSのフォロワー数が伸びても、動画の視聴回数が伸びても、このブログの内容が理解できていないと確実に売れません!
SNSなどを発信して人を集めるということは「相手は人」ということです。それを忘れてはいけません。その「人」の視点で物事を考え、集客していくことがSNS集客でやるべきことと、持つべき視点です。あまり手法だけに惑わされずに、本質的な集客をしていって欲しいと思います^^
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