経営の失敗事例とその立て直し方!

こんにちは。代表の松方です。

今回は、「経営の失敗事例とその立て直し方!」について。楠山さんの事例をお届けします。

楠山さん自身はこれまでビジネスをしてきた中で「ビジネスを辞めたい」「もうこの世から消えてしまいたい」と思った時期が2回あるそうです。(そこまでの思いをしたことがない私はまだまだ経験値が足りない、挑戦が足りないなと思いました…!)

1回目のタイミングは、創業して3ヶ月後。これは起業あるあるだとは思いますが、最初にプランニングしていたものがあったのですが、白紙になってしまったタイミング。大手出版社と3年契約を結んで会社を立ち上げ、2人雇用もしていたのですが、その話がなくなり、「これはまずい。なんで人を巻き込んでしまったんだ」という後悔やその先が見えなくなる絶望感を感じた経験。

最初に思い描いたものなんていうのは、うまくいかないケースが多いですよね。ただこういう場合は事業の転換をすれば良い。シリコンバレーではそれを「ピボット」といいます。そういう危機があったからこそ事業転換をして株式会社プリンシプルは「デジタルマーケティング」の会社になりました。

2回目のタイミングは社員が30名を超えてきたあたり。仕事が増えてくると今度は人が足りなくなるので、人を採用するわけですが、最初は気の合う仲間だったりで事業を展開していきますが、社員が30人くらいに増えてくると未経験者も入社する。ただ、離職率も高かったので10人採用しても10人辞める。という状況を繰り返し、なかなか人が増えていかない、定着しなかった時期がありました。会社のミッションやビジョンに共感して入ってきてくれた仲間たちがどんどん辞めていくことにすごく寂しさを感じ、自分の中でも迷いが生じたりなどしましたし、人が減るとビジネスも回らなくなるのでとにかく問題がたくさん起き、そのときに挫折を経験しました。

ただ、それを乗り越えて会社をスケールすることができたのがよかったです。その時の経験から離職率が高い原因は「自分たちができるんだから他の人もできるだろう」という強者の思想を持っていたことでした。部下たちへの共感力やケアをするというのが足りないということです。そのときの気づきから会社の体制を立て直し、失敗を成功に変えていくことができたのがよかったと思います。

経営者としてビジネスをしているとあらゆる危機に直面します。思いもよらなかったことがどんどん起こりますし、思い描いた道筋を進めないことも多々あります。ですがそこは失敗を成長にしていくチャンス。ここの「立て直し」に対しどんな選択をするか?が経営者としてとても重要です。

私の個人的な意見としては、楠山さんはこの切り返しがとても早く、しかも「そうきたか!」というような提案をしてくれる方です。私の世界にはなかった選択肢をどんどん提案してくれ、いつもびっくりさせられます(笑)経験値が高い経営者というのは発想が豊かだなと私も楠山さんと関わっていて思います。危機に直面している経営者さん、事業転換をしていきたい経営さんはぜひ楠山さんに相談してみて欲しいです^^

 

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